むさしのスマイル 「かたりべ」活動を始めます
平成29年4月
東日本大震災から丸6年が経過し、7年目の避難生活がスタートしています。
被災経験、特に原発事故による避難と、それからの暮らしや想いについて当事者が現実として語り続けていくことが、「原発事故は終息した、復興した」「原発事故はなかった」という風向きをもう一度考えてみる方法ではないでしょうか。
「話す」ことは「放す」こととも言われます。消えることのない、むしろ積もっていく思いを話し、その場で共感してくれる方がいることで、当事者の心の安定や力につながることもあります。
むさしのスマイルでは、「話したい、聞いてほしい」と、「聴きたい」方をつなげ、共感の輪を広げることで、多くの方に原発事故の実状を伝えていきます。
【お話をするにあたって】
・日時や場所により、交通費実費、語り部に託児が必要な場合の託児費のご負担をお願いする場合があります。
・数人での車座でのお話会や、講演会形式など、集まりの目的に合わせてお話しします。「かたりべ」だけでなく、社会的な現状を解説する支援者も同席することが可能です。
【これまで語ってきた場所(2016年度)】
東京都、神奈川県を中心に、避難先の学校や公民館、市民講座
AAR Japan 難民を助ける会、など
【お問い合わせ、ご相談は】
事務局 松尾まで
070-6551-0315
musashino.smile@gmail.com