9月の「11日のお話会」第4回めは、12日(木)に行いました。
ママ5名(うち避難ママ1名)と飛び入りでパパ1名。
はじめに、震災・原発事故の経験を「伝える&聞く」機会を持つことで、
避難してきた人たちに存在価値を持ってほしい、だからお話会を続けたり、
情報発信をしていく、という話がありました。
そして、夏の里帰りの様子やオリンピックが決まったこと、
わが子の健康調査のこのなどが話題にあがりました。
このお話会に参加されているママたちは、放射能から子供を守りたい、
という共通の意識があり、
積極的に家族の血液検査、エコー検査、ホールボディーカウンターなどを
受けていました。
放射能の影響→甲状腺の異常→エコー検査と思いがちですが、
実は血液検査が大事だと。定期的に検査をしていれば、異常が出た時に
わかります。
特別に血液を多くとる、とか、専門の機関に出す、
といったことではなく、通常の血液検査と同じで、検査項目を増やせば
わかるそうです。
検査について、ママレボ通信に記事がありますのでご紹介します。
http://momsrevo.blogspot.jp/2013/09/no6.html
震災からまもなく3年になりますが、
東京では「あの時に子育てしていた人は大変だったよね」という声が
聞かれるなど、早くも過去のことになっている雰囲気もあります。
この水は安全か、これを食べさせて大丈夫か、マスクをしなくても
よいか、右往左往していたのはついこの間のことなのに。
放射能の影響や社会への不安の中で子育てをしている私たち、ですが、
一方で「子どもに手をかけすぎているのではないか」、という見方も。
病気になったら病院に行き薬を飲ませる、
予防接種をする、
食べ物、栄養に気を付ける、
転んだら優しく声をかけておこす、、、などなど。
震災のように、今日何が起こるかわからない、という経験をしたけれど
戦時中の子育てはもっと大変な状況だったのではないか、生きているだけで
十分だったのではないか。
その経験を聞くことで、生きる知恵をもらえるのではないか、との考えが
浮かんできました。
次回11日のお話会で、戦中・戦後に子育てをしていた方のお話を聞く
機会を持ちたいと考えています。
10月は、会議出席のためお話会をお休みさせていただきます。
11月の予定が決まりましたらお知らせします。