【活動報告】11月分お話会

11月12日(火)10時半〜12時 
武蔵野市 テンミリオンハウス月見路にて
むさしのスマイルお話会 「戦時の子育てについて聞きたい」を行いました。
参加者:大人6名、子ども3名

「11日のお話会」として阿佐ヶ谷の親子カフェ、ほっくるにて
会を重ねてきましたが、
9月のお話会で、「原発事故後、私たちはたくさんの不安の中で子育てをしているけれど
戦争中、戦後の子育てはもっと大変だったのではないか、
その中から生きる知恵をもらえるのではないか」
という意見が出ました。

むさしのスマイルでは、避難の方同士はもちろん、地域の方とのつながりを
大切に育んでいます。

今回は、地域のお年寄りのデイサービスで詩吟の講師をしていらっしゃる
大正13年生まれのご婦人をゲストに迎え、大変貴重なお話を伺うことができました。

具体的には、
◇ご主人を戦地に送り出したこと
◇戦後に男児を2人育てた様子
◇薬や医療設備がない中での病気への対処
◇栄養について

などを、雑談やユーモアを交えてお話しくださり、あっという間の1時間半でした。
また、ご自身が宮城県のご出身であり、被災地への思いもお話しされました。
伺いきれなかった話題もあり、もう一度機会を持ってくださるとのことです。

以下、寄せられたお話会の感想(抜粋)です

●お話を聞いて、母の背中を見て子は育つということがわかりました。

●戦時中、物資も乏しく厳しい環境の中で子育てをされ、ご立派に息子さん方を育てあげた先生。
笑顔が素敵な方で、そして大らかで、芯の強い女性だと感じました。
お話を聞いて、ただただ尊敬の念を抱くばかりでした。

●戦争はもうあってはならない、というお言葉がすごく心に残りました。
どうかこの先も戦争が起こらず、平和に暮らせますように。
自分の考え方が変わるような、本当に貴重なお話をありがとうございました。

11日のお話会は冬の間はお休みいたします。

2014年の3月で、震災から3年を迎えます。

お話会でつながりを持てたみなさんと3年の節目を
ともに迎えられるよう、準備しております。

どうぞお大事にお過ごしください。