【活動報告】11月のよらんしょサロン


11月11日のよらんしょサロン

11月3日の広域交流会が無事終わり、むさしのスマイルはほっと一息。
振り返ると、6月のサロンオープンから視察や取材などで
気忙しかったサロン環境の時もあり、

11月〜12月のよらんしょサロンは初心に帰り
ゆっくりゆったりお茶を飲める場所であることを心がけています。

11日のサロンはちょうど10回目。
避難の方大人6名、子ども4名、スタッフ1名の11名で過ごしました。

今回は以前よりサロンに参加されているご夫婦がお誘いで、
おひとりで避難されている高齢のご主人が初めて参加され、
一時帰宅の様子から日々の暮らしのことをお話しくださいました。

このご夫婦は、他の避難者の方々のことをとても気にかけて
いらっしゃり、故郷の隣人を思うようなお心づかいに、
頭が下がるばかりです。

おひとり住まいの方でもサロンにいらっしゃることで
状況がわかり、複数の目で見守ることができるように
なればいいな、と改めて思いました。

11月25日のよらんしょサロン

25日のサロンは
避難の方大人3名、子ども2名
スタッフ2名に加え、
リンパマッサージの方が1名、ボランティアでお見えになりました。

ひとつの話題をじっくり語れるような、リラックスした
ひと時になりました。

また吉祥寺のアースマンシップ自然環境教育センターの方が2名
活動のご紹介と冬キャンプのお誘いにいらっしゃいました。

→キャンプの詳細は以下、FBへの登録がなくても閲覧できます。
https://www.facebook.com/earthmanship

ぐるぐると、「つながる、ひろがる」が実感できた11月のサロンでした。


【活動報告】11月3日開催 集まろう!話そう!避難者&支援者 at むさしの


集まろう!話そう! 避難者&支援者 at むさしの
〜東日本大震災・原発事故による 避難暮らしのこれまでとこれから〜
(福島県地域の寺子屋設置支援事業)

むさしのスマイル代表 岡田めぐみ
事務局 松尾淳子

開催日時:平成25年11月3日(日・祝) 11時半〜16時
会場:武蔵野市 武蔵野プレイス4階フォーラム室(定員100名)
主催:むさしのスマイル 協力:東久留米住宅ふれあいの会
申込人数:避難の方大人30名・子ども8名 支援者20名
参加者数:避難の方大人28名、子ども5名 支援者24名、
託児ボランティア12名、キッズアクテビティ担当大人4名、子ども4名
(総計77名)

避難の方の震災前の住まい:岩手県野田村、宮城県気仙沼市、女川町、南三陸町
福島県福島市、郡山市、いわき市、二本松市、田村市、双葉町、大熊町、浪江町、富岡町、葛尾村、
南相馬市
(現住所:武蔵野市、東久留米市、西東京市、府中市、国分寺市、江戸川区、中野区)

協力:東京YWCA武蔵野センター福福カフェ、武蔵野まごころ連、北多摩北部ブロック内避難者家族支援担当者連絡会(武蔵野市・小平市・西東京市・東村山市・東久留米市・清瀬市の各社協)、Café黒丸屋、NPO法人こどもプロジェクト、福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクト、東京都生活協同組合連合会、東日本大震災中央子供支援センター事務局、山根昭平、花上香世子、高橋浩美

託児&キッズアクテビティ:むさしの福島ともだちプロジェクト、学生ボランティア(武蔵野大学、亜細亜大学、東京外国語大学、津田塾大学)、あとりえ・こまち、東京演劇アンサンブル所属のママ劇団員
寄付:横河・100円募金の会
bf7690dc6de54158f9186b01513e8818

【当日プログラム】
11:30 はじまり      (むさしのスマイル事務局 松尾)
代表者あいさつ (むさしのスマイル 代表 岡田めぐみ)

参加者によるスピーチ 避難暮らしのこれまでとこれから
(東久留米住宅ふれあいの会 代表代行 佐々木恵美)
参加されている方のご紹介・その他お知らせ事項
12:00 懇談&ランチ
お弁当:おこわ米八(武蔵境店)
★おしゃべりの合間にほっと一息、ボランティアによるコーヒーの提供とマッサージ
15:00頃 支援者のみなさんからお知らせ
15:30頃 おわりに (避難者の方のスピーチ:武蔵野市 島崎英夫様)

【会場の様子】
穏やかな陽気に恵まれ、会場の武蔵野プレイス4階フォーラム室は80名近くの参加者の方々でいっぱいになりました。室内にはチェルノブイリの子どもたちが描いた絵と、テーブルごとに野花を飾りました。

東京に避難してバラバラになってしまった故郷の人に会いたい、という目的で開催をし、町や地域ごとで再会できた方、そうではない方もいらっしゃいましたが、あの震災のときに現地で実体験をされたのち、東京で2年8か月も避難暮らしをされている方々同士の出会いを実現することができました。

東京に来て初めて町の人に会ったわ!とおっしゃるご婦人方、
偶然にも2世代、3世代前の故郷でのつながりがあった方々、
震災、避難のことを訥々と語るご主人に耳を傾ける支援者、
子育てのあれこれを語る避難者・支援者のママ同士
支援者同士の情報交換

主催側としては、シンプルにスペースと時間を用意しただけのこの会ですが、思い思いの時間を過ごせていただけたようです。
ほっと一息のコーナーとして、武蔵野市のカフェ店主によるコーヒーと、アロマハンドマッサージ、
整膚マッサージの提供がありました。いずれも順番待ちとなるほど好評でした。

また、子どもたちは託児ボランティアと一緒にカプラやブロックで遊んだり(吉祥寺おもちゃ図書館miniより貸出)、劇団員による「大きなかぶ」の観劇、あとりえ・こまちのスイーツデコ製作を楽しみました。

むさしのスマイルとして、80名規模の交流会を主催するのは初めてでしたが、事前よりアドバイスをくださった武蔵野市民社協ご担当の田村さん、三藤さん、東久留米ふれあいの会の代表代行の佐々木さん、また、当日の準備、片付けを快く担ってくださった協力団体の方々に心より御礼申し上げます。
a7924293be31576771f52f2bc7ecde21


【お知らせ】ブログの体裁が変わりました


お気づきの方がいらっしゃったかもしれませんが、

11月からむさしのスマイルのブログは

福島のためのポータル「ふくしまのgoo」の一員となりました。

福島の活性化に関わる活動をされているNPO/団体/企業の方に向けた特典として、

特典1 ブログの有料機能(gooブログフォト)を無償提供
特典2 ブログの更新情報がポータル「ふくしまのgoo」トップページに掲載
 http://www.goo.ne.jp/fukushima
特典3 広告枠非表示のふくしまのgoo専用テンプレートの提供

を無償にて受けています。

ふくしまのgooを利用したい場合は以下のメールアドレスに相談してみてください。
 fukushimagoo@goo.jp

※簡単な審査があります

以上お知らせでした☆


【11月の予定】よらんしょサロン、お話会


よらんしょサロン
11月11日、25日月曜日 10時から14時
武蔵野市緑町2‐6都営第3アパート9号棟
シルバーピア団らん室にて
時間内出入り自由

お話会特別企画 12日火曜日
10:30‾12時
戦時の子育てについて知りたい
会場は吉祥寺北町にて。お申し込みの方に
お知らせします。

定員8名、申し込み要
会費200円
申し込み先 musashino.smile@gmail.com

日に日に気温が下がっていきますね。
どうぞお気をつけてお過ごしください。

むさしのスマイルは笑顔で活動中です(^-^)


【活動報告】10月のよらんしょサロン


10月7日のよらんしょサロン

避難の方6名に加え、(東久留米、西東京からもご来場)

西東京社協、JCNのボラセンの方、労金の方、都社協の、面々でした。

むさしのスマイルとして、11月18日(月)に行われるJCN広域被災者ミーティングで
事例発表を依頼されたので、
JCNの担当者さんたちが事前取材を兼ねて、サロンの視察にいらっしゃいました。

http://www.jpn-civil.net/2013/kouiki/

話題が絶えず、論点がズレることはありましたが。
毎回色々なカラーが出て、これという色はないのが特徴かな〜と思います。

基本は、情報をつないで行く。
知っててやらないのと、知らないでやらないのは違うということを大事に。

また、別地域での避難生活を経て東京にいらした方がはじめて参加され、
思いを吐露してくださいました。
悩みの吐き出し口になれたのもあり、まずは、その方の悩みの解決法を探して行きます。

さらに、西東京で避難者の会を立ち上げた方が、社協さんとともに
運営について相談にお見えになりました。

よらんしょサロンや、むさしのスマイルの活動自体は、「まずやってみよう!」と
動いているものですが、

協力してくださる社協さん、支援団体の方からの評価、また、取材などを通して、
活動の内容が可視化され、
自然と「モデルケース」のような役割を担っているのかな?と感じました。
(そういえば、むさしのスマイルが東京の団体としてははじめて
「地域の寺子屋設置支援事業」の助成を受けた団体なのだそうです。)

10月21日のよらんしょサロン

この日は待ちに待った(!?)おはぎづくりの日。
福島のおはぎには、「じゅうねん」がある、というお話しがきっかけでした。

じゅうねん?
0d1ede115c349074b690780db214c11b

じゅうねんとは、「えごま」のことだそうです。
でも、どうしてじゅうねんと呼ぶの?と聞いてみたところ
いつも故郷の料理を作ってきてくださるおばあちゃんが
「いったものを瓶に入れておくと10年持つから、って聞いたよ〜」との返事。

他にも、栄養があり、これを食べると10年寿命がもつから、との説も。

とにかく、ごまをすることから、味付け(お砂糖と塩)、丸める、
じゅうねんをつける、、、あっという間の手際のよさ。
f79df1aa1b4e65806914e79d1c98020e

じゅうねんのほかにも、ずんだ、あんこはお手製で、きなことごまも登場。
1升炊いたご飯があっという間になくなりました。
3c5b84e60b099c9dca3393570aabc3ed

避難の方大人5名、子ども3名に加え、
団地で避難の当初から何かと力になってくださったシニアグループの方、
地元のボランティアさんに社協さんが加わり、全部で18名、
いつにもまして大盛り上がりの一日でした。

武蔵野市への避難の方で、はじめてよらんしょにお越しになった方が2名、

新宿から、ママ&キッズ向けのサロンを立ち上げるという避難ママと社協担当者が来場され、

さらに福福カフェでナビゲーターを務めるアロマリラックスの講師が
飛び入りで足のマッサージをされるなど、新たな出会いもたくさんありました。

後日談ですが、東京のおはぎはべちゃべちゃしたり中にあんこが入っていたりして
どうも、、、
やっぱり福島のおはぎがおいしい!との声をいただきました。

もう一度、おはぎづくりしたいですね!(^^)!