【活動報告】8月のよらんしょサロン


8月5日のサロン(第4回目)

参加者は大人:12名、こども:2名 合計14名

大人の内訳→避難されている方2名、社協さん3名、スタッフ2名、地域の方2名、ボランティア3名(絵手紙の先生方)
西東京市社協の方が2名、見学にいらっしゃいました。

こどもの内訳→スタッフ&ボラのこども2名

よらんしょサロンの会場は、普段は地域の高齢者の方の団らん室になっています。

ここで絵手紙講座をされている広川知子先生のご協力で
よらんしょサロンでも絵手紙に挑戦しました。

夏休みのため、子供たちも一緒です。

なす、ピーマン、かぼちゃなどの夏野菜をモチーフに。
筆の持ち方や、筆運び、絵の描き方など、絵手紙には色々な決まりがあることを
初めて知りました。
ちょっと難しいな、緊張するな、と感じている参加者に、

広川先生は、「下手でいい 下手がいい」とおまじないをかけて
くださいました。

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野菜は、「ヘタ」から描き始め、画面からはみ出るくらいの
大きさで描くとのこと。
そして、作者の朱の「はんこ」が入るか入らないかでも印象が
びっくりするほど変わるのです。

そして、描いたものは必ずお手紙としてポストしてね、とのこと。
さて、夏のお便りはどちらに届いたのでしょうか。

絵手紙を頑張った後は、
緑町のカフェ 黒丸屋さんのおいしいコーヒータイム。
淹れたてコーヒーと、手作りのジャムをご提供いただきました。

また、恒例の参加者さんの故郷料理。今回はきゅうりとしそのお漬物です。

先生がたも一緒に、ランチのひと時を過ごしました。

8月19日のサロン(第5回目)

参加者は大人:16名、こども:4名 合計20名

大人の内訳→避難されている方9名、社協さん5名、スタッフ2名、

東久留米社協の方が、東久留米市に避難されている方2名と遊びに来てくださいました。
北多摩6市(武蔵野市 小平市 西東京市 東村山市 東久留米市 清瀬市)の社協さんでは
避難者の方への支援や情報提供を積極的になさっています。
たまちゃん6という、避難者家族向けサイトもあります。
http://kizunafs.seesaa.net/

また、小金井社協の方が1名、見学にいらっしゃいました。

こどもの内訳→避難されている方4名、スタッフのこども1名。

まず「場をスタートすること」を第一に始めたサロンも
この回で5回目、ということで、
振り返りのため、参加された方々に以下の点を伺いました。

・開催日時や場所はどうか
・サロンの内容はどうか(おしゃべりだけでいいか、講座などがあったほうがよいか)
・その他要望

みなさん、今のやり方で、好きな時間に来て、好きにおしゃべりをするスタイルで
よい、というご回答をいただき、一安心。
会場の団らん室は20名で満員、エアコンの効きが悪くなるほどの熱気でした。

今回の故郷料理は大根の梅肉漬け。蒸し暑さを乗り切るのにぴったり。
カステラ、なし、アイスクリーム、と、たくさんのお茶菓子も集まり、
おしゃべりして、食べて、あっという間でした。

5回のサロンで、一度参加された方は、繰り返し来場されています。
一方で、まだお見えになってない方がたくさんいらっしゃいます。

じっくりとサロンを継続していきたいと思います。

さらに、北多摩地区の社協さんつながりで、地域間の交流がスタートしています。

11月3日は広域交流会を開催します。特別なことはせず、
よらんしょサロンの拡大版の雰囲気を考えています。


【8月の予定】よらんしょサロン


8月に突入しました!!

猛暑、豪雨、冷夏、水不足など、心配なワードがニュースで
連呼されていますね。
ますます、地域のつながり、助け合いが大切になってくるのでは
ないでしょうか。

8月はよらんしょサロンが2回オープン、
11日のお話会はお盆期間に入るためお休みさせていただきます。

【よらんしょサロン】
8月5日(月)・8月19日(月)
10時〜14時 緑町シルバーピア団らん室にて
(武蔵野市緑町2-6都営第3アパート9号棟 1階)

時間内出入り自由、参加無料
飲み物をご用意してお待ちしています。
お茶菓子の差し入れ大歓迎!!!
毎回、避難されている方、地元の方がにぎやかにおしゃべりを楽しんでいます。
お誘いあわせの上、ご来場くださいませ!(^^)!

★8月5日は10時半〜12時半 絵手紙体験教室があります。
また、緑町のカフェ黒丸屋さんがコーヒーを淹れに来てくださいます。

ゆっくりゆったりお過ごしください♪

★8月19日は心ゆくまでおしゃべりしましょう!!


【活動報告】7月11日のお話会


7月11日は「11日のお話会」第3回め。

リピート参加者5名(うち避難ママ1名)に加え、新しく

福島-関東対話の会から3名、
http://fukushima-kantou.jimdo.com/

いただき膳(農哲学院)から2名
http://www.itadakizen.com/

のみなさんが参加くださいました。

2回目に参加された「すぎなみ安心プロジェクト」のママさんたちも
あわせ、原発事故被害に対し、何かアクションをしている
グループ同士の横のつながりの場としても、
「11日のお話会」が役立てばと思っています。

今回は、NHK(Eテレ)ハートネットTVで放送された「原発被災者からの手紙」を
参加者みんなで視聴し、感想や思ったことをシェアしました。

むさしのスマイルでもお世話になっている
福島乳幼児妊産婦ニーズ対応プロジェクトの呼びかけで、
原発事故を経験したのち、福島で、あるいは避難先の東京や各地で、
子育てをしているママたちの切実な思いを手紙にしたためたものです。

以下、youtubeでも見られますので、ぜひご覧いただければと思います。
(今日8月1日現在視聴可能ですが、削除されてしまったらごめんなさい)

http://youtu.be/-2GGPs9qMC0

https://www.youtube-nocookie.com/embed/WSLwu0ojqPA

手紙というスタイルで、また、ニーズ対応プロジェクトが
震災後2年以上、被災されたママに寄り添って活動をされてきた
信頼のうえだからこそ、口に出せない思いを寄せてくれた、そんな手紙です。

福島で起こったことが忘れられているんじゃないか、、、
福島の声はどうして国や被災されていない人々に届かないのか、、、

被災された方や、支援活動を行っているみなさんはもうすぐ2年半を迎える今、
なぜ?という思いにさいなまれているかもしれません。

それは、「本当の声」を発する場、発してもいいと思える場や機会が
もたらされていないから、ということにつきる、のではないでしょうか。

各地の集会やイベント等で、前に出て話せる人はほんの一握りなのです。

この手紙で、やっと、思いを話せた(放せた、離せた)方々の声。
ぜひこのブログを読んでくださっている方々にも、見てもらいたいです。
そして、お友達やお知り合いにも伝えてください。

お手紙の一部は、下記のサイトでも閲覧できます。
http://tegamifukushima.blog.fc2.com/

8月11日のお話会はお休みさせていただきます。

次回9月のお知らせはまた改めてアップします。