【よらんしょサロン】
3月9日のよらんしょサロンは今年度の最終回でした。
合計18名が来場しました。
避難の方 大人10名 子ども3名
ボランティア・スタッフ 大人2名 子ども2名
社協職員 1名
3月11日の間近の日の開催でしたが、よらんしょサロンはいつも通りのスタイル。
初参加の方もお二人いらっしゃり、それぞれのお話を伺いながら、お茶を飲んで
ほっと一息の時間を過ごしました。
帰還や、故郷の家の処分についての悩みなど、当事者同士ならではの話題も
聞かれました。
春休み間近で、小さな子供たちも参加して賑やかに。
中でも、11月に誕生した赤ちゃんのお披露目があり、かわるがわる抱っこして
笑顔に包まれました。
「おばあちゃんの知恵袋」が聞けるのもよらんしょサロンならでは!
中耳炎に「ユキノシタ」という植物がいいと聞いて、と、相談する様子もありました。
平成26年度のよらんしょサロンは全5回開催し、毎回20名前後の方が集いました。
サロンのアンケートからは「このまま続けていきたい」、「まだ参加されていない方にも
伝えて活動の輪が広がってほしい」、「集まって終わりではなく、その先につながるように」、
とのご意見を頂きました。
【弁護士講演会・相談会「原発被害に関わる損害賠償の現状と請求の仕方」】
実施日時:平成27年3月15日(日) 13:00〜15:30
会場 :阿佐ヶ谷地域区民センター 第2集会室(東京都杉並区)
参加14名のうち避難当事者は4名の方(避難元:福島県)が参加されました。
4名のうち3名は東京都の定期便で開催を知って来られた方で、むさしのスマイルの行事には初参加でした。
はじめに講師の土屋弁護士から約1時間ほど、損害賠償請求の制度と現状について講演いただきました。
損害賠償請求の対象となる事例や様々なケースの紹介、実際に請求を起こす場合の手続き方法・相談先の紹介など
具体的・実戦的な内容で、参加者からは「いままで知らなかった新しいことが得られた」との感想をいただきました。
続く相談会の時間では3名の方が土屋弁護士との個別相談に臨まれ、じっくりと話し込む様子が見られました。
会場の時間都合で後の順番の方の相談時間が短くなってしまったので、
次回以降、個別相談の時間を設ける行事では時間の確保が課題となりました。