小児科医 入江紀夫さん講演会「甲状腺がんのアウトブレイクと広がる健康被害 〜福島県民健康調査から」のご案内

福島県民健康調査によって明らかとなった甲状腺がんの多発は、厚生労働省・研究班でも福島県立医大でも無視できなくなっています。しかしその原因が放射能にあることはかたくなに拒み、「放射能の影響とは考えにくい」と繰り返されています。安全という科学的・医学的根拠が説明されないままで、とりわけお子さん、お孫さんを抱える方々は、不安・不信を募らされていることでしょう。

このたび、小児科医・入江紀夫先生を招き、福島県の甲状腺がん多発から今後何に注意していけば良いのか、低線量被曝の危険性に関してどんな知見があるのか、わかりやすくお話していただこうと企画しました。質疑の時間をじっくりとっていますので、基本的な用語の説明やチェルノブイリの例、日常生活をしていく上での注意点、医師を選ぶ視点など、ざっくばらんにおたずねください。

お話:入江紀夫さん
大阪の小児科医。福島や大阪で「子ども健康相談会」スタッフとして活動。医療問題研究会に所属し小児学会などでも放射能の及ぼす健康被害に警鐘を鳴らしている。共著に『低線量・内部被曝の危険性-その医学的根拠』。

参加費無料・申込不要・直接会場にお越しください。

■日時:
2016年2月6日(土) 19:00-21:00

■会場:
阿佐ヶ谷地域区民センター2階第1集会室
(東京都杉並区阿佐谷南1-47-17)

JR中央線 阿佐ヶ谷駅南口徒歩2分
(黄色い車両の各駅停車をご利用ください)

■お問合せ
むさしのスマイル事務局
070-5547-0315(午後1時〜8時)
musashino.smile@gmail.com
担当:山根(やまね)

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(平成27年度 福島県ふるさとふくしま帰還支援事業)