2015年 本年もよろしくお願いいたします

2015年が始まりました。東日本大震災、原発事故による避難者の皆さんは、
避難生活の中で4回目のお正月を迎えたことになります。
むさしのスマイルでは、本年も引き続き、避難当事者と地域住民、ボランティアが協力して
ひとりひとりに寄り添いながら運営してまいります。みなさんのご参加をお待ちしております。

問い合わせ先 070−6551−0315(事務局:松尾)
メールアドレス musashino.smile@gmail.com

むさしのスマイルはこんな集まりをしています! (平成26年4月〜12月の実績)

◆よらんしょサロン
(平成26年4月、6月、9月、12月に開催。10月は台風のため中止)
平成25年6月から武蔵野市への避難者が多く住む「緑町都営第3アパート内」の集会室で開催している
「よらんしょサロン」。
シニアからママ&子供まで、年代問わず多くの方が気軽に出入りできるお茶飲み場です。
毎回20人前後の避難者と地域住民、ボランティアが集まり、おしゃべりを楽しんだり、
情報交換や暮らしの相談などをしています。
よらんしょ、とは福島の
言葉で「ちょっと寄っていきなさいよ〜」という意味です。
おはぎやおもち、汁物など、故郷の味が振る舞われることもあり、
あたたかな雰囲気のもと、時間が経つのを忘れて笑顔で過ごせる場となっています。

◆広域交流会 (平成26年7月、11月に開催)
都内に避難してバラバラになってしまった故郷の人に会いたい、という声を受け、
武蔵野市以外に避難された方も参加できる広域交流会を吉祥寺駅、三鷹駅近くの公共施設にて開催。
東京都や各地区社協、支援団体に周知協力を頂き、
東久留米市、西東京市、府中市、国分寺市、中野区、江戸川区、大田区、杉並区、江東区、新宿区などから参加されました。
(7月:28名(内子ども11名)11月:29名(内子ども15名))
お子様連れの方も参加しやすいように、託児やキッズアクテビティを用意し、
子どもたちも楽しく遊べるよう配慮しています。

◆宿泊交流会(平成26年8月に開催)
会津東山温泉へバス旅行にでかけ、福島県内で避難生活を送る方、福島在住の皆さんと1泊し、
ゆっくり交流の時間を持ちました。双方の生活の様子など情報交換もなされ、有意義な機会となりました。

◆個別相談 精神科医師、精神福祉保健士、弁護士などの専門的な相談から、個別のちょっとした暮らしの相談まで
スタッフや協力者が適宜対応しています。

【活動報告】2014年12月8日のよらんしょサロン

【活動報告】
2014年12月のよらんしょサロンには合計28名が来場しました。

避難の方 大人14名、子ども1名
地域の方 大人4名
ボランティア・スタッフ 大人3名
社協職員 1名

10月のよらんしょサロンは台風のため中止、11月は広域交流会開催のためサロンはお休み、
ということで二ヶ月空けてお待ちかねの開催となりました。

12月になると、故郷ではお餅つきをしてお正月を待つのが恒例とのこと。

よらんしょサロンでも昨年に続いて、お餅つきをしました。

お餅つきと言っても「きねとうす」ではありません。
参加者のお一人が、大きな餅つきマシンを持ち込んでくださいました。
なんと、3升分がつけるそうです。
1升は1.8キロで蒸して水分を含むと約2キロなので、
3升分だと、なんと6キロにもなります!!
もち米を蒸すところからつくまで、約30人分ものお餅が短時間できあがってくる
様子が面白かったです。
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つきあがったお餅は、ずんだ、あんこ、大根おろし、ごま味噌、くるみ
豆腐(すりつぶしたクルミと豆腐を混ぜたもの)の5つの味でいただきました。
おはぎのほかに、出汁が異なる2種類の野菜のお煮かけもいただき、
皆でテーブルを囲んでふるさとの味に舌鼓を打ちました。
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またこの日は弁護士の土屋義隆先生にもお越しいただき、賠償、ADRから一般的
な法律相談までご対応くださいました。サロンの開催日以外でも法律的なことで
専門家に相談したいという方がいらっしゃれば、先生におつなぎしますので
事務局まで声をおかけください。

今回はいつもより会場が少し手狭だったため、全員がテーブルにつくことができ
ず、一部の参加者のかたには少々窮屈な思いをさせてしまいました。しかしその
代わりと言っては何ですが、皆の距離が近くなって、いつもよりお話が盛り上
がっていた気がしました。

いつものように楽しい時間はあっと言う間に過ぎ、予定していた時間を大幅に超
えて今年のよらんしょサロンはお開きとなりました。

次回は年明け2015年の2月9日(月)の開催を予定しています。
初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。

(平成26年度ふるさとふくしま帰還支援事業)

【活動予定】2014年12月8日 よらんしょサロン

◆よらんしょサロン(避難者の方のお茶飲み場)

12月8日(月)
(12時〜個別の弁護士相談あり:一般法律相談、賠償、ADR等)

10時〜14時にオープン。時間内、いつ来てもいつ帰ってもOKです。
参加費無料、コーヒーやお茶を用意してお待ちしています。

サロンの場所 緑町都営第3アパート9号棟1階 シルバーピア団らん室
(武蔵野市緑町2−6)
JR中央線三鷹駅・西武新宿線柳沢駅からバス便あります。

2014年最後のよらんしょサロンです。
1年間のこと、ゆっくりおしゃべりしましょう!

当日連絡先 070-6551-0315 松尾

【活動報告】11月30日(日)震災・原発被害とこころのケアを開催しました

11月30日(日)にむさしのスマイル3回目の広域交流会として、
講演会「震災・原発原発被害とこころのケア」と交流会、相談会を開催しました。

▼とき・ところ
2014年11月30日(日)
13:00-16:00(12:30開場)
かたらいの道 市民スペース 1階
(東京都武蔵野市中町3丁目9番11号)
JR三鷹駅北口徒歩3分
http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/katarai/access.html

参加者 60名
(内訳)
避難されている方 大人14名(福島県10名、宮城県4名)
         子ども15名(福島県12名、宮城県3名)

一般参加者 大人4名

福島県および宮城県職員 各1名

スタッフ・ボランティア 26名

今回も、武蔵野市をはじめ、近隣市区から避難者の方が集まりました。
0才から80代まで、幅広くお越しくださいました。

また、医師、武蔵野市民社協職員、武蔵野市周辺で活動されているボランティア(一般・学生)、
子育て支援団体、カフェ店主、高齢者施設職員、市議会議員といったみなさんの
直接・間接のサポートにより、参加のみなさんがゆっくりゆったり過ごせる場所づくりが
実現できました。

ご参加いただいたみなさん、ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

後日、このブログにて改めて詳細のご報告をいたします。

     

【満員御礼】平成26年11月30日(日)講演会と交流会・相談会「震災・原発被害とこころのケア」

下記、11月30日(日)講演会・交流会・相談会は
たくさんのお申し込みをいただき、
大人、子ども(託児)とも満員となりました。
————————————

2度の台風の後、冷たい空気がやってきています。
みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか?

さて、むさしのスマイルの第3回広域交流会は、これまでご好評だった
ゆったりできる交流会、に加え、長期にわたる避難生活をしている今だからこその
「こころのケア」について、精神科医師による講演会および相談会をいたします。

みなさんのご参加をお待ちしています。

今回もお子さんの託児、アクテビティを準備し、送迎のご相談なども承ります。
どうぞお早目にご連絡ください。

講演会「震災・原発被害とこころのケア」+交流会・相談会

▼とき・ところ
2014年11月30日(日)
13:00-16:00(12:45開場)
かたらいの道 市民スペース 1階
(東京都武蔵野市中町3丁目9番11号)
JR三鷹駅北口徒歩3分
http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/katarai/access.html

▼内容
(1)講演会「震災・原発原発被害とこころのケア」 13:00-14:00

震災・原発事故から3年半。被害によって起きるかもしれない精神的な問題の種類
(トラウマ、PTSD、パニック障害、うつ病、アルコール依存症、対人恐怖症などなど)の紹介や、
「もしかして病気かな」と危険信号を自分でうまく察知するためのポイントをベテラン精神科医師が
やさしく解説します。

【講師:小峰和茂さん】
精神科医師。小峰クリニック院長・小峰研究所主宰。70歳。
精神障害者が地域でふつうの暮らしができるよう家族会や自立生活施設の援助を行う。
子どもの発達に注目して児童虐待や不登校問題などにも関わる。

(2)交流会・相談会 14:00-16:00

参加されたみなさんとの交流タイム。お茶とお菓子をいただきながら、ゆっくりとおしゃべりをお楽しみください。
精神科医師、精神保健福祉士に個別相談することもできます。ご希望の方は、そっと声をかけてください。

▼参加費
◎おとな:100円
◎こども:無料
◎託児あり(無料、お申込み必要です)
※近隣の別施設での託児を予定しています。詳しくはお問い合わせください。
※小さいお子様連れで行き帰りに不安のある方はご相談ください。ボランティアが同行できる場合があります。

▼お申込み・お問合せ
お名前・ご住所・電話番号・託児ご利用の場合はお子様の年齢と性別を添えて、
電話・FAX・メールのいずれかにてお申込みください。
【申込締切:11月25日(月)】 ※空席がある場合は当日参加もOKです。

むさしのスマイル事務局(申込担当:松尾)
電話:070-6551-0315
FAX:03-6735-8896
musashino.smile@gmail.com

◎主催:むさしのスマイル(武蔵野市で避難者のお茶飲み場 よらんしょサロンを運営)

◎協力:東久留米住宅ふれあいの会、北多摩北部ブロック内避難者家族支援担当者連絡会(武蔵野市、小平市、
西東京市、東村山市、東久留米市、清瀬市の各社会福祉協議会)、
東京YWCA武蔵野センター福福カフェ、NPO法人こどもプロジェクト、
きらきらユース(託児担当)、吉祥寺おもちゃ図書館mini(キッズアクテビティ提供)

(平成26年度 福島県ふるさとふくしま帰還支援事業)